家屋に巣食うシロアリ


シロアリは見た目も活動もアリに似ていますが、実はゴキブリに近い生き物です。3億年前からあまり変わらない姿で存在し、世界中に2891種類がいると言われています。
シロアリは朽ちた植物・木材を主食にします。また湿気の多い温かい場所を好みます。この条件に人間の家屋はピッタリ当てはまります。土台が土で木造が多い日本の家は、シロアリにとって繁殖に最適の環境なのです。

あまり知られていないことですが、腐る前段階の木材についている「腐朽菌」という菌がシロアリの大好物だということが最近わかってきました。この「腐朽菌」が湿った家屋にシロアリを呼ぶのです。
特に浸水被害を受けた家の軒下は雑菌が残留しています。徹底的に消毒しても、その雑菌は「浮遊菌」という形をとって周囲に存在しています。
この「浮遊菌」は、また条件が整えば同じ場所で繁殖を繰り返します。お風呂場の壁に発生するカビがいくら掃除しても時間とともに発生するのと同じです。

シロアリの根本原因とも言える「腐朽菌」を防ぐには、周囲に浮遊している菌を定着させない「抗菌」という作業が必要となるのです。一時的に菌をなくす殺菌や消毒とはまったく違った工程です。

プロ仕様抗菌剤・ミュープロテクトは一般家屋に存在する57菌すべてを含む数百の菌・カビ・藻類に対して、浮遊菌を再定着させない独自のメカニズムを持っています。もちろん「腐朽菌」に対しても効果も実証されています。シロアリを呼ばない家作りには、効果のある抗菌剤の使用が不可欠なのです。

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